『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んで④
前回の記事はこちら↓chamomile-tea.hatenablog.jp前回までで自分の「大事なこと」「好きなこと」「得意なこと」を見つけるワークに取り組みました。
今回は最終章、それらを組み合わせて「やりたいこと」を見つけるワークに取り組みます。
「やりたいこと」を見つける
STEP1 好き×得意で「やりたいこと」の仮説を立てる
「好きなこと」と「長所」をまず並べて書き出す。
掛け合わせる長所は「◎」をつけたものをメインにすること。
それを自由に組み合わせて、「やりたいこと」を作り出していく。
ここでは「質より量」にする。(絞るのは次のステップ)
なんとなく面白そうだと感じるなら、どんどん書き出してみる。
私の例では・・・
〈好きなこと(情熱)〉
人間関係、教育、心理学、癒し、ゲーム、サウナ、美容、服、
温泉、音楽、お酒、お菓子、ごはん
〈得意なこと(長所)〉
1:物事の意味を深くとらえる
2:人の行動の背景、心情をすぐに理解する
3:仲間と協力してひとつのことを成し遂げる
4:他人の痛みに寄り添うことができる
5:気配りが自然とできる
6:他の人が気づかないような細かいところによく気が付く
7:癒しや優しさを人に与えることができる
8:相談を受けた相手の根幹の問題を見抜く
9:論理的に物事を考える
10:浅くて広い人間関係より、狭くて深い仲を築く
〈やりたいこと〉
・心理カウンセラー
・学校に行けない子どもたちへの教育をする人
・温泉施設の受付
・量よりも質にこだわるお酒の出るお店のスタッフ
・癒しの音楽が流れる喫茶店のスタッフ
・プラスサイズやSSサイズなどアパレルショップではしっくりこない人に服を提供する人
・エステティシャン、セラピスト
・リモートお悩み相談室の相談員
・ゲームクリエイター
・個人経営の病院の受付事務
・子どもたちに家と学校以外の居場所を提供する人
・子どもたちに主要5教科以外を教える人
・デザインをいちから提供する人
・アナログで分かりにくい仕組みをスーパー簡略化する事務員さん
・博物館やテーマパークなどのスタッフ
STEP2 「仕事の目的」で「やりたいこと」を絞る
「やりたいこと」が決まってもうまく仕事にならない人の共通点は、
自分のやりたいことをやるのに必死すぎて、仕事の目的を考えていないこと。
人からどんな「ありがとう」を受け取りたいかを考えて、
「やりたいこと」を通じて関わった人に価値を与えられたときに、
仕事としても上手くいき、「本当にやりたいこと」になる。
STEP1で挙げたやりたいことを、
自分の「大事なこと」(価値観)で決めた「仕事の目的」で絞っていく。
私の仕事の目的は「いろんな人を癒すこと」なので、
このフィルターでやりたいことを通すと・・・
趣味としてやればいい「やりたいこと」
・心理カウンセラー
・プラスサイズやSSサイズなどアパレルショップではしっくりこない人に服を提供する人
・リモートお悩み相談室の相談員
・ゲームクリエイター
・個人経営の病院の受付事務
・子どもたちに主要5教科以外を教える人
・デザインをいちから提供する人
・アナログで分かりにくい仕組みをスーパー簡略化する事務員さん
仕事として取り組むべき「本当にやりたいこと」
・学校に行けない子どもたちへの教育をする人
・子どもたちに家と学校以外の居場所を提供する人
・エステティシャン、セラピスト
・温泉施設の受付
・量よりも質にこだわるお酒の出るお店のスタッフ
・癒しの音楽が流れる喫茶店のスタッフ
・博物館やテーマパークなどのスタッフ
おお…!なんだか具体的に見えてきました。
業界はとってもバラバラですが、自分軸で決めたことに間違いはありません。
現在の転職活動はなんとなく事務員を選んでいたのですが、「人を癒す」かといえばそうでもないかも……
おわりに
これからすべきなのは、
「本当にやりたいことを実現している自分」と「今の自分」との差を埋めるための、
実現手段を探し始めること。
「本当にやりたいこと」は自分自身から見つけるしかないけれど、その実現手段は社会に溢れています。セミナーに参加するでも、書籍を探すでもいいみたい。
最後にこちらの本『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』をもう一度紹介しておきます。